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ジャズ屋が技術の話をするところ

udemyでgitの勉強を終わらせる

おはようございます.

frazz.hatenablog.jp

あれから5か月が経ちました.早すぎますね...

流石にこの本でgitは完遂できるかと思ったのですが,結局また挫折したので今月はudemyにチャレンジしていました.ようやくうまいことgitの基礎をやり抜いたのでその話です.

完璧主義が完遂を妨げる

学部生の頃はそこそこ問題なく勉強できていたのですが,社会にはカリキュラムというものがありません.なくはないですが環境に左右されますし,ほとんどの場合主体的に自分の身を投げていかないといけません.これが結構自分にとって大変だということをこの半年くらいずっと考えておりまして(考えること自体は院生の時からしていたのですが,どうにもならずという状態でした).

で,やり抜くって一体どういうことなんだろうなというのが体の感覚としてよくわからなくなってしまっていたんですね.技術って極めようとすると終わりがないですし,自分よりも優秀な人は無限にいます.その中でできるだけ教科書を丸暗記するように質を高くして勉強するというのは無謀です.時間が溶けます.どれだけぼくも時間を溶かしたかわかりません.加えて,社会人は時間を溶かせません.

完遂する感覚を養う

仕事もやろうとすると終わりがなくなってしまうというような状態が続いておりまして,これはさすがにまずいなということで「是が非でも決めたことをやり終える訓練」をすることにしました.

udemyは動画形式でテクノロジーを学ぶサービスです.使っている方も周りに最近は多いので,ご存じの方も多いのではないかと勝手に思っていますが一応紹介します.

www.udemy.com

登録すると85%OFFとかで動画の講座が購入できます.書籍と同じくらいの内容が書籍と同じくらいの値段で動画で見られるチャンスですので非常にコストパフォーマンスはいいかと思います.

で,とにもかくにもgitをやらないと何も始まらないだろうという感じはやはりずっと前からあったので,最初にgitの講座を受けることにしました.

Git: もう怖くないGit!チーム開発で必要なGitを完全マスター | Udemy

カリキュラムがあることのありがたみは学生やめるとわかりますね...

ちょっと技術的な詳細はここでお伝えするとよくないので控えますが,「わかばちゃん本」より詳細にgitの仕組みをイメージで捉えることができます.本だけだと途中で出てきた小さな疑問を放っておけずに時間が溶けて完遂が遠のく...ということがあったのですが,分からなくなった時にわかばちゃん本を読むと一瞬で脳内にイメージが入ってくるという状態になったり,「いやとりあえず小さな疑問は置いといて教えてもらったことをちゃんとこなすんだ」「あとはいい」と自分に言い聞かせることで,なんとか最後までやり遂げることができました.わりと内容も順を追っていて,しかも濃いので,「まあ全部わかったわけじゃないにしてもこのくらいわかってればまずいいのでは...?」という手応えもありました.手応えだいじです.

udemyの講座の多くがそうなのかはわかりませんが,基礎や概念や技術が存在するメリット,周辺知識までを理解しながら細かくチャプターを分けて学習できると,正常な「やった感」を積み上げることができます.これは個人的な話なんですが,自分に対する理想が高かったせいで何をやっても足りないみたいな感覚になりやすかった,というのも悪いところだったと思います.体に積みあがる感覚ができるのとできないのとでは,焦りとか,未来に本当に自分でその技術を使えるのか,そういう自分をイメージできるのか,といった部分が大きく違ってくる気がします.肩書がある割には講座をやり終えるまで2週間半くらいかかってしまったのですが(映像は6時間),今までずっと手に入れたかった確かな実感が体の底に残った感じがします.待ってたー.

おわり

いかがでしたか?()

興味が出たら是非お好みの講座を探してみてください.

人によっては独習できる自信もつくかもしれませんよ.

www.udemy.com