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ジャズ屋が技術の話をするところ

CentOS7でfirefoxをアップデートする

普段使いのノートPCをLinuxにしようとしている最中です。なんか便利なツールないかなーと思って探していたらfirefoxのバージョンが古いって怒られたので、今回はfirefoxのアップデートをします。去年の冬前に応答速度が二倍になってchromeにも負けないブラウザになったんじゃないかと話題になってましたが、デフォルトのCentOSではそのバージョン(Quantumというらしい)は入っていないようなのでそれを入れます。

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CentOSのバージョンは7.4です

最新バージョンの確認

Directory Listing: /pub/firefox/releases/

こちらから確認できます。Quantiumが出た当時はバージョン57だったようですが、59が先週出たようです。こっちを入れてみましょう。 最初のwgetのところは公式サイトからguiでダウンロードでも構いません。結果的に自分はそちらでうまくいったので。。。

wget https://download-installer.cdn.mozilla.net/pub/firefox/releases/59.0.1/linux-x86_64/ja/firefox-59.0.1.tar.bz2
tar jxvf firefox-59.0.1.tar.bz2
yes | cp -R firefox/* /opt/firefox/

上記をsudoで実行します。/optはインストールしたものを適当に入れておく所なんですね(今更感)、最新版を/opt/firefox配下に入れて確認します。

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あるね

/opt/firefox/firefox

これで起動すると思ったのですが!バージョンが52.7のまま!


なぜなのか調べたところ、firefoxを起動するrun-mozilla.shというスクリプトがなぜか入っておらず、/usr/lib64/firefoxにあるもとのrun-mozilla.shが昔のバージョンのfirefoxを参照しているのが原因でした。CentOSyum updateすると手に入るのは52.7で、これも現在の最新版ではあるんですがQuantumとは別物です。yumじゃQuantumは入らないのか...


なので前のバージョンのコピーを取ってから、/opt配下に作った最新版を/usr/lib64/firefoxにコピー、run-mozilla.shだけを前バージョンから持って来たところうまくいきました。ごにょごにょしてたんで実際打ったわけではないですが、やるならこんな感じ

cp /usr/lib64/firefox /usr/lib64/firefox.old
cp /opt/firefox/* /usr/lib64/firefox
mv /usr/lib64/firefox.old/run-mozilla.sh /usr/lib64/firefox

これでもとどおりfirefoxコマンド一発で動きますね。

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はやい!はやいぞ!!

参考

ufuso.jp

unix.hateblo.jp

でも起動するたびにアドオンが動いたり動かなかったりするのなんだろうな。。。