TCPの最大スループットを概算する
TCPを使った通信の最大スループットはウィンドウサイズとラウンドトリップタイムによって決まります。
Tmax=W/RTT
例えばウィンドウサイズが65535byte、RTTが100msのとき、最大スループットは以下のようになります。
Tmax=65535x8(bit)/0.1(s)=5242800(bps)≒5.2(Mbps)
この最大スループットはTCP1セッションに対する速度ですので、セッションを多重化すればスループットは上がります。 web等では高速化の為TCPコネクションを4つ程度同時に確立しているそうです。
参考
- 作者: 竹下隆史,村山公保,荒井透,苅田幸雄
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2012/02/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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