ポストモーテムって何
久しぶりに書き物がしたくなりました。 ふらふらと役に立ちそうな記事を読み漁っていたら気になる単語を見つけました。ポストモーテム、なんだか失敗談を書き記すような文化のことを言うらしい。2分で読んでただ感心したということをメモにしているだけですので、正確な情報ではないことをあらかじめご了承ください。
人間の失敗を記したドキュメントは陳腐化しない - non117's diary
外部向けのドキュメントではなく、自分達の組織をより良くするために書く内部向けの文章、という特徴があるようです。失敗談を書く理由は同じ過ちを次の世代に残さない為。うまくいかなかったことを文書として書きためれば、時とともに適切な判断が可能になっていきます。
ドキュメントにも色々ありますよね。エンジニアが外向けに文書を出すときに書くものは成功体験や実験の成果であったり、あるいは説明責任を果たす為に書かれるものであったり(自分が書いた事はありませんが…)。内向きであれば組織内で使われる技術の使い方だったり。自分もブログの他に、研究室内のwikiをたまに管理することもありますし、もちろん必要に応じてメールもスライドも書きます。記事を読んでいて、現環境の内外で意識的に文体や伝えたいことをうまく書き分けられているのだろうか、などとぼんやり考えてしまいました。
ソースは最近有名なSRE本だそうで、いえ、ぼくは読んでないんですけど。ただ漫然と毎日を繰り返すよりも意識的に失敗談を記録したほうが血肉になる感覚は日々感じるようになってきています。だからなんとなくこれらの記事が目に留まったのかもしれませんね。
SRE サイトリライアビリティエンジニアリング ―Googleの信頼性を支えるエンジニアリングチーム
- 作者: 澤田武男,関根達夫,細川一茂,矢吹大輔,Betsy Beyer,Chris Jones,Jennifer Petoff,Niall Richard Murphy,Sky株式会社玉川竜司
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2017/08/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ところで
随分とブログの更新に間が空いてしまいましたが、自分が文章をなんとなく書き留めることは変わらず好きで。近頃は抽象的なことしか考えられなくなってきたもので、しばらく他人の目に見せられるような文章は書けないと思い自粛していたのですが、そろそろそんなものでも日々思ったことを書ければいいのかな…などと思い始めております。(ほんとは去年の夏から日の目を見ていない書き物が75万字くらいあるんですよ。。。)
この記事を推敲していたら、意味が破綻してる文章しか書けなくなってきていることに気づきました。人に見せるものは脳からダイレクトに気持ちを取り出すような書き殴りかたをしないようにしないといけませんね…